最初にして最重要パート

 

コミュニケーションを学んでいくにあたっての『マインドセット』。

 

マインドセットとは、その人が持っている物事に対する判断基準です。

どのような基準で物事を判断したり、行動したりするかという考え方。

 

自分の中にどのようなマインドがセットされているかによって、どんなに有益な情報・スキルを与えられても望む結果が得られないことがあります。

 

なので、まずはご自身に、良いマインドをセットしましょう!

 

 

 

 

マインドセットの種類

 

マインドセットには2つの種類があります。

 

・固定型マインドセット

・成長型マインドセット

 

 

【固定型マインドセット】

「人の能力は生まれつき決まっていて後からどんなに努力をしても変わらない」

という考え方。

 

・特徴

努力なんてしても無駄だと思っている。

ミスをすると、自分はバカだと自己嫌悪におちいる。

批判を受け入れず、他者に対してマウントを取りたがる。

物事を悲観的に捉えることが多く、どうせ何をやっても上手くいかないと考える。

 

・影響

ため息や愚痴、ネガティブ発言が多く、周りのモチベーションも低下させてしまう。

そのため人が去り、あるいは同じようなネガティブ思考の人間だけが集まる。

愚痴の言い合いでさらにモチベーションは低下…といった悪循環。

 

 

【成長型マインドセット】

「人の能力は努力をしたり学んだりすることであげることができる」

という考え方。

 

・特徴

成長することへの探究心が高い

ミスをしてもそこから改善点を探し、次につなげる

常に謙虚で、学びの姿勢を忘れない

物事を楽観的に捉えることが多く、失敗しても落ち込まず、そこから何を得られるのかと前向きに考える。

 

・影響

ポジティブな思考や発言により周りの人間もモチベーションが上がり活性化する。

良いエネルギーをもらえるので、良い人材・人脈が集まってくる。

その人脈からまた良いエネルギーや仕事をもらい、人生がどんどん充実していく…という好循環。

 

 

『セット』という呼ばれ方だからカセットやCDを入れ替えるようなイメージかもしれませんが、人はこのマインドセットを両方とも持ち合わせています。

天秤のようなものをイメージして、どちらに偏っているかのような捉え方をしてくれればOK。

学習、能力向上のために必要なマインドセット

 

もうお分かりでしょうが、コミュニケーション力を向上させたい場合は、成長型のマインドセットが必要になってきます。

 

人の能力は、実はほとんど変わりません。

 

「天才は1%のひらめきと99%の努力」

というエジソンの言葉、あなたも聞いたことあると思います。

 

人間は努力次第で、大抵のことはほぼほぼ出来る

 

つまり得意不得意というのは、自分のマインドセットが影響をしているのです。

 

100mを9秒台で走ったり、何百キロの重さを持ち上げたり、前人未踏の何かに到達するためには、そこには確かに、身体的遺伝や才能、エジソンの言う1%が必要かもしれません。

 

しかし、日常生活で使うコミュニケーション能力に、そこまで求める必要はない。

 

100mを9秒で走ることに比べたら『コミュ力を上げる』なんて、よっぽど簡単だと思いませんか?

 

「自分でも何かちょっとはできそうかも」

という気持ちが芽生えたらそれだけで100点満点、その気持ち自体も大切なマインドセットです。

 

 

『コミュニケーションが苦手』と思うだけで、モチベーションもパフォーマンスも下がってしまいます。

 

逆に『コミュニケーションは簡単』、自分の能力は後からいくらでも変化させることができると思っているだけでモチベーションは上がり、パフォーマンスは改善していきます。

 

なかなか成果が出なくて苦しい時期もあるかもしれません。

 

そんな時でも成長型マインドセットを持っていることで、この苦しさは成長の証、何を学べるのか、どうしたら改善できるのかを考えることができます。

 

 

 

 

マインドセットの変え方

 

ここからはマインドセットの変え方の話をしていきます。

 

繰り返し言うように、マインドセットは自分の考え方の問題なので、いくらでも変えることが可能です。

 

とはいえ、簡単に「考え方を変えろ」といっても難しいでしょうから、おすすめのマインドの変え方を紹介します。

 

 

未来の自分を想像する

 

自己啓発の本やセミナーではよく聞くし、当たり前のように聞こえるかもしれませんが、おそらくちゃんとやっている人は少ないはず。

 

簡単なので、せっかくの機会だからやってみてください(^_^)

 

 

  • A4の紙とペンを用意
  • 紙の左半分に現状、右半分に願望を書く

 

『現在の状態』と『願望』

『変えたいマイナスの習慣』と『新しく身につけたいプラスの習慣』

『今のままだとどうなるか』と『習慣を変えるとどうなるか』

 

この時のポイントは思いついたまま書いていくことです。

上記の形式通りに書くことも、キレイに書く必要もありません。

誰かに見せるものでもないので、最低限自分が読めればオッケー。

 

そして実現できるかどうか関係なく、ほしい結果をわがままに書いてみてください。

 

紙は縦置き、横置き、どちらでも構いません。

横置きは願望を詳しく書けて、縦置きはたくさん書けます。

ちなみに、僕は縦置きです(笑)

きっと今も、漠然としたイメージはあると思います。

が、漠然としすぎていて、そこに現在の自分を引っ張るエネルギーが足りない状態。

 

書くことで頭や心が整理され、明確になることで、現在の自分を願望に向かわせるエネルギーが生まれます。

 

 

出来事の意味付けを変える

 

これからコミュニケーションを学んでいくにあたり、何か上手くいかなかったとき、出来ない部分にへこむのではなく、伸びしろととらえるのです。

 

「ダメだった…やっぱり自分には無理だ」

ではなく

「何で上手くいかなかったんだ?次はどうしたら上手くいくだろう」

と考えましょう。

 

壁にぶち当たった場合、上手くいかなかったその部分は、ただ現在地を表しているだけで、解決すればレベルアップができる、明確で具体的な課題なわけです。

 

 

「私は失敗したことがない。うまくいかない1万通りの方法を発見したのだ」

 

これもエジソンの有名な言葉ですが、失敗を失敗として捉えていないところが最大のポイントですね。

 

ひとは、自分が思う通りにならなかった現象のことを、勝手に失敗と呼んでいるに過ぎないわけです。

 

思い通りの結果が得られず、そこでやめてしまえばそれは確かに失敗ですが、それを成功するためのステップだと捉えたらどうでしょうか。

 

そう考えると、そもそもこの世に失敗なんて存在しません。

「この世に失敗なんてものはない。あるのは成功か学習だけである」

 

思い通りにうまくいかなくても、それは成功までの学習段階。

落ち込む必要などまったくないのです。

 

 

 

 

実際の学習の進め方

 

ここでちょっと、ゲームの話をしたいと思います。

 

あなたも人生で一度はゲームをやったことがあると思います。

どんなゲームでも良いです、TVゲームでもボードゲームでも、トランプのようなカードゲームやパズルゲームでも。

 

ゲームってなぜ楽しいのかというと、『やるべきことと到達度が見える』というのが大きなポイント。

 

レベルが5から10に上がったり、課題をクリアできたり、ライバルに勝ったり、逆にゲームオーバーになってしまったり、自分の実力や到達点がはっきり目に見えます。

 

コミュニケーションも、やるべきタスクがあり、クリアすべき通過点があり、到達度が分かってゴールが見えれば、楽しくステップアップしていけます。

 

学びと成長は、『見える化』と『小さな成功を積み上げていく』ことが大切なのです。

 

 

なので、この教材も、学びと実践(クリアすべき課題)がステップになっています。

 

そして、課題をクリアしたら、その都度ちょっとしたご褒美も設けましょう。

(どんなご褒美にするかは自分で決めてOK♪)

「目標を達成したらこんなステキな未来が待っている!」

とはいえ、これまでやってこなかった部分なので、道のりは辛いに決まっています。

あまりに現在の自分とかけ離れ過ぎた『夢の未来』は、イメージもしづらいですしね。

 

理想の自分にたどり着くためには、やはり少なからずやりたくないこと、辛いことと向き合わなければいけません。

その先に理想の自分があったとして、イメージできないゴールでは目の前の辛いこととはなかなか向き合えません。

 

やらなくてはいけないことに、小さなステップをもうけて、クリアするごとにご褒美を与え、面白さ、楽しさを自分で見出していくと、そのクリアすべき課題、今の能力では乗り越えられない壁が、心地よい刺激となります。

そしていつのまにか人生も変わっています。

 

そういうちょっとした喜びも、モチベーションに繋がる大切な要素です。

 

 

 

 

学習のポイント

 

この教材では文章だけではなく動画、音声など、さまざまな方法でインプットができるようになっています。

 

ここで大切なことは、知ったらすぐ使う。

インプットだけでなく、アウトプットを意識する。

 

「あ~良いハナシ聞いた」

で終わっては、あなたの人生結局何も変わりません。

 

 

人は忘れる生き物です。

『エビングハウスの忘却曲線』というのを聞いたことがあるでしょうか?

せっかくインプットした知識も、1日経つと67%忘れてしまうらしいのです。

 

せっかく、貴重な時間をつかって覚えた知識も、半分以上忘れてしまっては勿体ないですよね。

 

そこで大切になってくるのが、アウトプット。

 

アウトプットした知識は、記憶に定着します。

 

なにより人は、自分が本当に理解できたことしか使えません。

知識として『知って』いても、それを『使う』ことができなければ、全く意味がありませんよね。

 

一日のインプットは1で良いので、それに対し3アウトプットしてください。

ほとんどのひとは、インプット9:アウトプット1になっています。

 

SNSに『書く』でも、誰かに『話す(教える)』でも、実際に『使ってみる』でも、なんでも構いません。

 

とにかく、アウトプットを意識しましょう。

 

 

さて

この章だけでも、様々なインプットができたと思います。

あなたはこの章で得た学びをどうアウトプットしますか?

 

 

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